めまい・歩行障害の種類

めまい・歩行障害の記事一覧|原因や特徴を神経内科専門医が解説

脳と神経の相談室

めまいやふらつき、歩きにくさにはさまざまな原因があります。

耳の病気だけでなく、脳卒中、パーキンソン病、正常圧水頭症など、脳や神経の病気が原因となることもあります。

ここでは、めまい・ふらつき・歩行障害に関連する記事をまとめています。


めまい

めまいには、「ぐるぐる回る」「ふわふわする」「まっすぐ歩きにくい」など、さまざまな感じ方があります。

耳の病気によるものが多い一方で、脳や神経の病気が原因となることもあります。

めまいの原因と受診の目安はこちら


良性発作性頭位めまい症(BPPV)

朝起き上がった瞬間や、寝返りをしたときに突然ぐるぐる回る場合には、良性発作性頭位めまい症(BPPV)がよくみられます。

耳の奥にある「耳石」がずれることで起こるめまいで、40〜50代以降に多くなり、繰り返すこともあります。

症状は強くても、典型的なBPPVであれば必要以上に怖がる必要はありません。

朝起きた瞬間・寝返りでめまいがする方はこちら


歩きにくい・ふらつく

「最近歩幅が小さくなった」「足が前に出にくい」「ふらつく」「転びやすくなった」など、歩きにくさの原因は一つではありません。

歩き方の特徴が、原因となる病気を見つける手がかりになることもあります。

歩きにくい・ふらつく原因はこちら


パーキンソン病

パーキンソン病では、歩幅が小さくなる、最初の一歩が出にくい、方向転換がしにくいなどの歩行障害がみられることがあります。

手の震えや動作の遅さを伴うこともあります。

パーキンソン病について詳しくはこちら


正常圧水頭症(NPH)

正常圧水頭症では、歩きにくさに加えて、物忘れや尿もれなどがみられることがあります。

原因によっては治療による改善が期待できる病気です。

正常圧水頭症について詳しくはこちら


慢性硬膜下血腫

慢性硬膜下血腫では、頭をぶつけてから数週間〜数か月後に、歩きにくさや物忘れ、手足の動かしにくさなどが徐々に現れることがあります。

高齢の方では、加齢や認知症による変化と思われることもあります。

慢性硬膜下血腫について詳しくはこちら


頚椎症

頚椎症では、脊髄や神経が圧迫されることで、手足のしびれや歩きにくさなどがみられることがあります。

手先が使いにくい、足が突っ張る、転びやすくなったなどの症状がみられることもあります。

頚椎症について詳しくはこちら


脳梗塞・脳出血などの脳血管障害

脳梗塞や脳出血では、突然のふらつきや歩行障害が現れることがあります。

片側の手足の麻痺やしびれ、ろれつの回りにくさなどを伴う場合には特に注意が必要です。

脳血管障害の記事一覧はこちら


ALS(筋萎縮性側索硬化症)

神経や筋肉の病気でも、足に力が入りにくくなったり、つまずきやすくなったりすることがあります。

ALSでは、手足の筋力低下などから症状が始まり、歩きにくさがみられることもあります。

ALSについて詳しくはこちら


突然のめまい・歩行障害には注意

めまいや歩きにくさの原因はさまざまですが、突然症状が現れた場合には、脳卒中など緊急性の高い病気が隠れていることがあります。

特に、

  • 突然まっすぐ歩けなくなった
  • 片側の手足に力が入らない
  • 顔や手足がしびれる
  • ろれつが回らない
  • ものが二重に見える
  • 突然の激しい頭痛がある

といった症状を伴う場合には、速やかに医療機関を受診してください。

脳血管障害の種類・危険な症状についてはこちら


まとめ

めまいや歩行障害には、耳の病気から脳・脊髄・末梢神経・筋肉の病気まで、さまざまな原因があります。

「年齢のせいかな」と思っていても、治療できる病気が隠れていることがあります。

気になる症状が続く場合には、それぞれの記事も参考にしながら、必要に応じて医療機関へ相談してください。

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神経内科専門医・総合内科専門医
はじめまして。「脳と神経の相談室」を運営している女医です。 神経内科専門医・総合内科専門医として15年以上診療に携わっています。 外来でよくいただく質問を中心に、しびれ、頭痛、めまい、認知症などについて、専門的な内容をできるだけわかりやすく解説します。 不安を少しでも減らし、受診のきっかけになるような情報発信を心がけています。
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