認知症の種類

認知症の種類一覧|それぞれの特徴を神経内科専門医が解説

脳と神経の相談室

認知症と一言でいっても、実はさまざまな種類があります。

原因となる病気によって、

  • 物忘れが目立つ
  • 幻覚が見える
  • 性格が変わる
  • 歩きにくくなる

など症状が異なります。

ここでは代表的な認知症についてわかりやすくまとめました。


認知症とは

認知症とは、記憶力や判断力などの認知機能が低下し、日常生活に支障をきたす状態をいいます。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。


アルツハイマー型認知症

認知症の中で最も多いタイプです。

  • 最近の出来事を忘れる
  • 同じことを何度も聞く
  • 物をしまった場所を忘れる

といった症状がみられます。


レビー小体型認知症

認知機能の変動に加え、

  • 実際にはいない人が見える(幻視)
  • 手足の震え
  • 動作が遅くなる

などの症状が特徴です。


前頭側頭型認知症(FTD)

物忘れよりも、

  • 性格の変化
  • こだわりが強くなる
  • 同じ行動を繰り返す

などが目立つ認知症です。


血管性認知症

脳梗塞や脳出血などが原因で起こる認知症です。

  • 歩行障害
  • 注意力低下
  • まだら認知症

などが特徴です。


軽度認知障害(MCI)

認知症ではありませんが、

認知症の前段階として注目されている状態です。

  • 物忘れはある
  • 日常生活は保たれている

のが特徴です。



認知症と間違われやすい病気

正常圧水頭症(NPH)

歩きにくさ、物忘れ、尿失禁が特徴です。

手術で改善が期待できることがあります。


慢性硬膜下血腫

頭をぶつけた数週間〜数か月後に、

  • 物忘れ
  • 意欲低下
  • 歩きにくさ
  • 手足の麻痺

などが現れることがあります。

高齢者では認知症と間違われることがありますが、手術で改善が期待できる病気です。

こんな症状がある方へ

物忘れが気になる

歩きにくい

手が震える


まとめ

認知症にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴や治療方針が異なります。

気になる症状がある場合は、各記事も参考にしてみてください。

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神経内科専門医・総合内科専門医
はじめまして。「脳と神経の相談室」を運営している女医です。 神経内科専門医・総合内科専門医として15年以上診療に携わっています。 外来でよくいただく質問を中心に、しびれ、頭痛、めまい、認知症などについて、専門的な内容をできるだけわかりやすく解説します。 不安を少しでも減らし、受診のきっかけになるような情報発信を心がけています。
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